手足が冷たくて冬だけでなく季節を問わず「ずっと体が冷えている感じがする…」という悩みは多いもの。私自身も以前は、靴下を履いていても足先がスースーして、体が温まらないと気持ちまで重く感じていました。そして気づけば「なんだか痩せにくくなった気がする」「代謝が落ちているかも?」と感じる場面が増えていきました。
実は、冷えやすい体と“太りやすさ”はまったく別の話ではありません。どちらも“巡り”が慢性的に滞り、体のスイッチが働きにくい状態が重なって起きやすくなります。今回は、冷え性と太りやすさの関係をやさしく解説しながら、今日から試せる「巡りを整えるコツ」をまとめます。特別な運動や道具は必要ありません。毎日の中でできることだけを集めました。
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なぜ「冷えやすい人」は太りやすいと感じやすいのか
冷え性そのものが直接“太る”原因になるわけではありませんが、体がずっと冷えている状態では、エネルギーが巡りにくくなる影響があります。
まず、体温が低いときは体が“省エネモード”になりやすく、動き始めるまでに時間がかかります。手足が冷たいと「動くのがしんどい」「じっとしていたい」と感じやすく、活動量が自然と減ってしまうことも。
また、冷えは血の巡りがゆっくりになるため、
・体がこわばる
・肩や腰が重くなる
・呼吸が浅い
といった状態を招きやすく、結果として日常の消費エネルギーが下がり、太りやすいと感じる原因になります。
つまり、冷え=太るのではなく、
冷え → 動けない → 活動量が落ちる → 太りやすさを感じる
という流れが起こりやすい、というイメージです。
だからこそ、まずは“巡り”を整えて、体が自然に動ける状態にしていくことが大切になります。
今日からできる「巡り改善」のコツ
深い呼吸で“内側”から温める
呼吸が浅いと、胸やお腹の動きが小さくなり、体の内側が温まりにくくなります。
鼻からゆっくり吸って、口から長めに吐く呼吸を数回するだけで、お腹周りの筋肉がやわらかく動き、体の内側がじんわり温まっていきます。
朝の1分、寝る前の1分でも十分。気持ちが落ち着くので続けやすい習慣です。
「関節の可動域」を広げて巡りを良くする
体が冷えていると、肩・背中・股関節まわりが特にこわばりやすく、この“固さ”が巡りを妨げます。
おすすめは次の3つの軽い動き:
肩まわし(前後10回ずつ)
肩を上げ→後ろに回す動きは、肩甲骨の巡りがよくなり、背中からじんわり温まります。
股関節まわし(片脚10回ずつ)
椅子につかまり、片脚をゆっくり円を描くように動かすだけ。下半身の流れを整える基本動作。
ひざ裏伸ばし(左右15秒)
足を前後に軽く開き、後ろ脚のひざ裏を伸ばす。ふくらはぎから太ももまで温まりやすくなります。
どれも“気持ちよく伸びる範囲”でOK。
下半身を温める習慣をつくる
冷えやすい人の多くが、下半身の巡りが滞りがち。
少しの工夫で温まり方が大きく変わります。
・靴下やレッグウォーマーで足首を冷やさない
足首は薄い皮ふで冷えが伝わりやすい部分。守ると体全体の温まり方が変わります。
・歩くスイッチを早めに入れる
朝や日中に“少しでも歩く”時間を作ると、筋肉が動き巡りが整っていきます。家の中で数十歩でも効果的。
体を温めやすい「姿勢のコツ」
猫背になると呼吸が浅く、体が冷えやすくなります。
胸を軽く開き、あごを引いて、肩がうしろに少しだけ引かれている姿勢を意識すると、呼吸が深くなり、体の温まりが早くなります。
意識できるのは最初の数秒だけでOK。少しずつ慣れていきます。
巡りを整える“簡単ストレッチ”実践編
◆ 背中の“ほぐし呼吸”
① 背筋を軽く伸ばす
② 息を吸いながら肩を上げる
③ 吐きながらストンと下ろす
5回でOK。背中がじんわり軽くなります。
◆ ふくらはぎポンプ
つま先立ち→かかと落としを10回。
ふくらはぎが動くと、下半身の巡りが整いやすくなります。
◆ 前屈の“ゆっくり揺らし”
軽く前に倒れ、体を左右に揺らすだけ。
腰まわりのこわばりがゆるみ、体があたたまりやすくなります。
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まとめ
冷え性と太りやすさは、どちらも“巡りの滞り”が関わっていることが多くあります。無理な運動をしなくても、呼吸、姿勢、軽いストレッチなど、小さな習慣の積み重ねで体はゆっくり変わっていきます。
完璧にやらなくて大丈夫。
できる日だけ、できる分だけでいいので、体がふわっと温まる瞬間を一つずつ増やしてあげてください。少しずつ巡りが整うと、自然と動きやすい体に近づいていきます。一緒に心地よいリズムを育てていきましょう。
本記事は筆者の体験と一般的な情報に基づいて作成しています。効果には個人差があり、体調に不安がある場合は無理をせず、必要に応じて医療機関や専門家への相談をおすすめします。


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