冷え性と太りやすさの関係|体の巡りを整えるコツ

冷え性と太りやすさの関係をイメージした巡り改善のビジュアル ダイエット・体重管理

手足が冷たくて冬だけでなく季節を問わず「ずっと体が冷えている感じがする…」という悩みは多いもの。私自身も以前は、靴下を履いていても足先がスースーして、体が温まらないと気持ちまで重く感じていました。そして気づけば「なんだか痩せにくくなった気がする」「代謝が落ちているかも?」と感じる場面が増えていきました。

実は、冷えやすい体と“太りやすさ”はまったく別の話ではありません。どちらも“巡り”が慢性的に滞り、体のスイッチが働きにくい状態が重なって起きやすくなります。今回は、冷え性と太りやすさの関係をやさしく解説しながら、今日から試せる「巡りを整えるコツ」をまとめます。特別な運動や道具は必要ありません。毎日の中でできることだけを集めました。


あわせて読みたい:

朝の体温を上げる習慣|代謝アップで1日の燃焼モードに
体温と巡りは深く関係するため冷え対策と並行で読むと理解が深まる。

40代のためのむくみ対策|細見えを叶える生活習慣
巡り不足・水分停滞による重だるさを改善するヒントと近いテーマ。

下半身太りの原因と解消のヒント|股関節ほぐしでスッキリ
冷えと硬さで詰まりやすい下半身にフォーカスした関連読みに◎。


なぜ「冷えやすい人」は太りやすいと感じやすいのか

冷え性そのものが直接“太る”原因になるわけではありませんが、体がずっと冷えている状態では、エネルギーが巡りにくくなる影響があります。

まず、体温が低いときは体が“省エネモード”になりやすく、動き始めるまでに時間がかかります。手足が冷たいと「動くのがしんどい」「じっとしていたい」と感じやすく、活動量が自然と減ってしまうことも。

また、冷えは血の巡りがゆっくりになるため、
・体がこわばる
・肩や腰が重くなる
・呼吸が浅い
といった状態を招きやすく、結果として日常の消費エネルギーが下がり、太りやすいと感じる原因になります。

つまり、冷え=太るのではなく、
冷え → 動けない → 活動量が落ちる → 太りやすさを感じる
という流れが起こりやすい、というイメージです。

だからこそ、まずは“巡り”を整えて、体が自然に動ける状態にしていくことが大切になります。


今日からできる「巡り改善」のコツ

深い呼吸で“内側”から温める

呼吸が浅いと、胸やお腹の動きが小さくなり、体の内側が温まりにくくなります。
鼻からゆっくり吸って、口から長めに吐く呼吸を数回するだけで、お腹周りの筋肉がやわらかく動き、体の内側がじんわり温まっていきます。

朝の1分、寝る前の1分でも十分。気持ちが落ち着くので続けやすい習慣です。


「関節の可動域」を広げて巡りを良くする

体が冷えていると、肩・背中・股関節まわりが特にこわばりやすく、この“固さ”が巡りを妨げます。

おすすめは次の3つの軽い動き:

肩まわし(前後10回ずつ)
肩を上げ→後ろに回す動きは、肩甲骨の巡りがよくなり、背中からじんわり温まります。

股関節まわし(片脚10回ずつ)
椅子につかまり、片脚をゆっくり円を描くように動かすだけ。下半身の流れを整える基本動作。

ひざ裏伸ばし(左右15秒)
足を前後に軽く開き、後ろ脚のひざ裏を伸ばす。ふくらはぎから太ももまで温まりやすくなります。

どれも“気持ちよく伸びる範囲”でOK。


下半身を温める習慣をつくる

冷えやすい人の多くが、下半身の巡りが滞りがち。
少しの工夫で温まり方が大きく変わります。

・靴下やレッグウォーマーで足首を冷やさない
足首は薄い皮ふで冷えが伝わりやすい部分。守ると体全体の温まり方が変わります。

・歩くスイッチを早めに入れる
朝や日中に“少しでも歩く”時間を作ると、筋肉が動き巡りが整っていきます。家の中で数十歩でも効果的。


体を温めやすい「姿勢のコツ」

猫背になると呼吸が浅く、体が冷えやすくなります。
胸を軽く開き、あごを引いて、肩がうしろに少しだけ引かれている姿勢を意識すると、呼吸が深くなり、体の温まりが早くなります。

意識できるのは最初の数秒だけでOK。少しずつ慣れていきます。


巡りを整える“簡単ストレッチ”実践編

◆ 背中の“ほぐし呼吸”
① 背筋を軽く伸ばす
② 息を吸いながら肩を上げる
③ 吐きながらストンと下ろす
5回でOK。背中がじんわり軽くなります。

◆ ふくらはぎポンプ
つま先立ち→かかと落としを10回。
ふくらはぎが動くと、下半身の巡りが整いやすくなります。

◆ 前屈の“ゆっくり揺らし”
軽く前に倒れ、体を左右に揺らすだけ。
腰まわりのこわばりがゆるみ、体があたたまりやすくなります。


あわせて読みたい:

食べても太りにくい体になる食べ方の順番
冷えで代謝が落ちやすい時期ほど見直したい食事の組立て。

血糖値の乱高下を防ぐ食習慣|太りにくい体をつくるコツ
巡りが整うと血糖コントロールが安定しやすいという視点で接続。

夜の軽ストレッチ習慣|疲れをリセットして深い睡眠へ
冷え改善は睡眠の質とも関係があるため回遊導線として自然。


まとめ

冷え性と太りやすさは、どちらも“巡りの滞り”が関わっていることが多くあります。無理な運動をしなくても、呼吸、姿勢、軽いストレッチなど、小さな習慣の積み重ねで体はゆっくり変わっていきます。

完璧にやらなくて大丈夫。
できる日だけ、できる分だけでいいので、体がふわっと温まる瞬間を一つずつ増やしてあげてください。少しずつ巡りが整うと、自然と動きやすい体に近づいていきます。一緒に心地よいリズムを育てていきましょう。


本記事は筆者の体験と一般的な情報に基づいて作成しています。効果には個人差があり、体調に不安がある場合は無理をせず、必要に応じて医療機関や専門家への相談をおすすめします。

コメント